2023-07-14

【コラム】健康経営とは

健康経営とは

最近よく健康経営という言葉を耳にされることが多くなってきたかと思います。
年々健康経営に取り組まれる企業も増えてまいりました。

「わが社も健康経営に取り組みたい!しかし何をしたらよいかわからない。」
というお声もよくお聞きします。

健康経営とは、既にご存じの方も多いかと思いますが、

健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取組が、
将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、
健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること。

と、経済産業省の「企業の『健康経営』ガイドブックで公表されています。

これは、NPO法人健康経営研究会が長年の研究と実践を重ねて作り上げてきた
定義・考え方が基盤となっています。

生産年齢人口の減少、労働力人口の高齢化、またここ数年の新型コロナウイルス感染症などで
社会も様変わりし、会社経営も変化せざるを得ない状況となりました。
生産性の向上の観点からも、企業として従業員が健康であることが一番であると考え、
従業員の健康に「投資」することが一層重要になってくるのではないでしょうか?

これは、「企業の『健康経営』ガイドブック」に掲載されている健康投資のイメージ図です。

企業への効果としては、従業員への健康投資は健康増進、活力向上という効果が現れ、
組織の活性化、生産性の向上へとつながり、業績向上、企業価値の向上という成果になります。

また、従業員はもちろんのこと、社会への効果としてもっと大きく見てみると
国民の生活の質の向上、国民の健康寿命の延伸、またあるべき医療費の実現となります。

健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取組が、
将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、
健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること。

と、少し堅苦しい表現のお話をしてまいりましたが、
私の解釈ではありますが、簡単にいうと

事業にかかわる全ての人が健康であることが会社の成長につながるということ
そのために従業員の健康のため会社がバックアップしよう!!

ということだと経営者の皆様にお話しています。

「健康経営」をあまり難しいことだと捉えず、
会社の発展のため、従業員の方々、その家族の皆さんのため、
そしてお取引をはじめ事業にかかわる全ての人が健康になり、
笑顔になることからはじめよう!

このようなお考えで健康経営をスタートされるとよいのではないでしょうか?

長谷川さゆり  
合同会社ドゥスタイル代表
・健康経営エキスパートアドバイザー
・生活習慣病予防アドバイザー

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